梅雨で滴る

 6月に入りもう梅雨の季節で、半袖でも生活できるような時期に入った。なんかここ数年で時間の流れがかなり加速したように感じる。この前まで寒い寒い言ってた気がする。5月の気だるさも抜けきらないまま時間だけが過ぎる。

 

 この前ペットショップで猫を見ていたら、店員さんに「抱っこしますか?」と言われて、抱っこすることになった。この世の生物とは思えない可愛さだった。それからというもの、猫を飼いたくてたまらない。あの店員さんのマーケティングにうまくはまってる気がする。

 

 今年に入って電車に乗ることが増えた。毎日同じ時間帯の電車に同じ乗客。その電車に乗ったらここ!って言う定位置があったのに、最近は毎日同じおっさんが絶対その定位置にいるからやりきれない気持ちで渋々扉付近に立っている。だから朝はそのおっさんと定位置を巡って勝負しないといけないのだ。妥協すれば解決するが、なんとなくそのおっさんに負けた感じがするからこれからも定位置争奪は諦めないつもりだ。

 

 たぶんあっという間に夏が来て蝉のやかましい声に苛まれることだろうと梅雨も入ってまだそんなに経っていないが思ってしまう。じめじめした気候と空気感でダラダラしそうだ。ぼろぼろと零れて無くなっていく時間を一つ一つ無駄にしないように生きていく。