ミステリの住人

 暇だ。ここ数日、暖かい日が続いていて春の嵐も顔を出したがまた数日後寒い日が来るらしい。薄着も厚手の服もまだ必要などっちつかずな気候に踊らされてると感じる。明確なアジェンダもないままグダグダと続く討議のような日が目の前を過ぎていく。

 土曜日テレビをつけるとコナンが放送されている。見る度、マンガだなぁと思ってしまう。機械仕掛けの殺人、完全密室、怪盗による盗難。どれも現実では見れない芸当だ。何故なら物理的に可能な仕掛けでも心理的には実行不可なものが多いからだ。しちめんどうくさい仕掛けにわざわざヒントを残すやり方に違和感を覚えるのだろう。これが通用するのも彼らがどこまでもミステリの住人だからだと納得せざるを得ない。そんなことを考えていられる内は何を見たって暇しないのかもしれない。

 くだらない事を考えるのが好きだ。考えたところでクソの役にも立たないような脳に貯蔵されないこと。友達に言っても理解はされないが話のネタにはなる。こんなことを文字に起こしているのも時間を持て余している証拠だ。それにしても今は兎に角暇なんだ。